龍野・燈火会の写真

うすくち文化研究所ストーリー

代表挨拶

「お前の血管にはうすくち醤油が流れているようだな…。」
よく友だちからそう言われます(笑)
兵庫県たつの市はうすくち醤油発祥の地として、また醤油の三大産地のひとつにも数えられています。私はその龍野に、ヒガシマル醤油の創業家の一人として生まれました。
見た目の美しさと素材の持ち味を生かすうすくち醤油への限りない思いは、そんな暮らしの中で育まれ、祖父、父から自然に私へ受け継がれるものとなりました。
日本の食文化の一翼を350年以上にわたり担い続けてきたうすくち醤油の魅力を、龍野から世界へ発信する。それが私の使命だと考えます。

うすくち文化研究所
代表  淺井 良昭

淺井良昭の思い

この事業をなぜ?始めようと思ったのか?

私はヒガシマル醤油の創業家に生まれ、子どもの頃より、祖父の姿を見て育ちました。
祖父(淺井関三)はヒガシマル醤油㈱初代社長として、また一技術者として、生涯工場を愛し、うすくち醤油の品質向上と発展を祈ってきました。
私も会社に入り、祖父の思いを胸にできる限りの尽力はしてきましたが、一度自分の思うように、子どもの頃から感じ続けてきた思いそのままにうすくち醤油の魅力を発信したく、一個人としてゼロからスタートしようと決意しました。
私が子どもの頃から問い続けてきたのは、「本当にうすくち醤油が美味しいと心の底から人に薦められるのか?」という一点でした。すでに50年以上が経ちました。
ずっと感じ続けたこの問いに、私なりに出した答えが今回の新商品です。
もの心ついてからうすくち醤油のことばかりを考え続けてきましたが、それ故に、うすくち醤油が表現できない味も自覚でき、こいくち醤油にしか出せない世界も分かりました。
今この二つの自覚を新たに、素材により醤油を使い分る日本の食文化を、もう一度日本の皆様へ問いかけし、そして世界の人々へ発信したく思います。

龍野・雪の淺井邸の写真

"自然な美味しさ"への新提案!

 美味しさは、「だし」と「かえし」と「使い分け」

私見ですが、マスマーケティングを基本とする大手食品メーカーでは、私たちの思う"自然な美味しさ"を商品化することは難しいと感じています。なぜなら、大半のお客様は、エキスやアミノ酸が入っている味を "オイシイ"と感じ、しかも"手軽に料理ができてウレシイ"と思っていらっしゃるからです。

食品メーカーにとって、化学調味料は無添加にできても、エキスやアミノ酸などの<強いうまみ>を捨てることは、コストの面からも味づくりの面からも、やりたくてもできない相談と言えるでしょう。
「それを捨て、お客様が今まで通り買ってくださるのか?」この問いに、多くの食品メーカーがYESとは言い切れない…、それが今のマーケットの現状ではないでしょうか。

既存の組織でできないことは、ゼロから始めるしかありません。まず、"規模"を捨てる。
これが"自然な美味しさ"を求める最初のスタートとなりました。

新提案画像

食卓画像

さらに捨てたもの!

"自然な美味しさ"を求めて、さらに3つの常識を捨てました。

"自然な美味しさ"を求めて、捨てたもの

  1. 化学調味料・エキス・アミノ酸などの使用
    →<天然だしのうまみ>にこだわりました。
  2. これ一本で味つけできる"簡便性"
    →「だし」と「かえし」の2つを合わせて、本当の美味しさを求めました!
  3. 醤油は濃口1種類で十分!という考え方
    →醤油(こいくち・うすくち)を「使い分け」、素材の持ち味を生かすようにしました!

なぜ"本物の美味しさ"になるのか?

  1. 天然だしのうまみ
    →天然だしの自然な味わいは、エキスやアミノ酸では表現できないと感じます。
  2. 「かえし」というプロの知恵
    →醤油などの調味料をプロ秘伝のレシピで配合し、誰でも簡単に味つけができるようにしました。
  3. 醤油の「使い分け」
    →醤油を「使い分ける」ことにより、素材の持ち味を生かすことができます。素材に合わせて醤油を「使い分ける」のは、“プロの常識”“日本の食文化の基本”と言えるでしょう。

カツオを削る写真

ワンポイント解説

「かえし」とは?

  1. プロの料理人が、醤油にみりん、日本酒、砂糖などを加え、秘伝のレシピで配合した和風調味料
  2. 古くから料理人の間では、出汁(だし)以上に「かえしが、自分の店の味を決定づける」とされており、歴史のある名店では時を超えて代々受け継がれるほど大切にされている。

だしとおたまの写真

この事業を通じて何を実現したいのか?

1)本当の美味しさ、日本の食文化に裏打ちされた自然な味わい、大切な家族への美味しい気づかいを実現したく思います。私たちの提案する美味しさは、毎日のごはんが、シンプルでも美味しいと思える自然な味わいです。現代のように多忙な生活では、簡便性が求められ、大半のだしの素や各種調味料は、エキスやアミノ酸など、<強いうまみ>で味が構成されています。<強いうまみ>は、その程度にもよりますが、やはり自然な味わいを損なう傾向が伺え、食後に味のクドさが残ります。それに比べ、天然だしや基礎調味料のうまみは、口にエグミが残らず、体にスッと入る感じがします。そんな心と体の喜ぶ美味しさを、①プロの料理人の技術(かえし調味料)と②日本の食文化(醬油の使い分け)を応用し、③天然だしパックとのコラボで実現したく思います。
2)日本の食文化を地域から世界へ発信し、その素晴らしさを継承していきたく思います。そもそも日本人の感性は、自然を生かし、自然のなりわいの中で、素材本来の味わいや美味しさを求めて来たように思います。素材により醤油を使い分ける日本の食文化を、ワインを料理に合わせて飲み分ける欧米の食文化になぞらえ発信することにより、改めてその素晴らしさとその繊細な感性を再認識し、将来へ継承していく機会としたく思います。

小学校での食事写真

取り戻したいのは「自然な美味しさ」

「家族への"美味しい気づかい"を All Natural Ingredients & All Natural Taste で応援したい!」これが私たちの願いです。

おにぎりを食べる家族の写真

うすくち文化研究所 
代表プロフィール

淺井  良昭 (Yoshiaki Asai)

ヒガシマル醤油㈱創業家出身。初代社長(淺井関三)の孫にあたり、旧社長邸を事務所とする。
味の素㈱勤務を経て、ヒガシマル醤油取締役などを歴任。
特に企業のCSR活動に造詣が深い。
現在は独立し、うすくち文化研究所を設立。
うすくち醤油発祥の地 龍野から、うすくち醤油の魅力を、日本の食文化として発信することを経営理念に掲げ、その啓発と普及に取り組む。
また龍野に生まれ、龍野に育った生粋の龍野っ子。故郷龍野への思いが強く、地域のまちづくり、食育活動など社会貢献活動に多く従事している。
(神戸大学卒)

代表 淺井良昭の写真

会社概要

社名
うすくち文化研究所
本社所在地
〒679-4177  
兵庫県たつの市龍野町下川原78
URL
https://usukuchi.com/
代表者
淺井  良昭
事業内容
調味料・食品の製造、販売
経営理念
地域の魅力を日本の文化として発信する。

うすくち文化研究所のアイコンロゴ

美味しさは、「だし」と「かえし」と「使い分け」

うすくち醤油の故郷「龍野」から…